「大奄美史」紀行

   奄美大島の史跡を訪ねます。

金毘羅さんも祀る亀津の秋葉神社 (徳之島町)

亀津市街地の北の方、山際の道路沿いに、秋葉神社の鳥居と参道の石段があります。

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案内によると、この神社の場所に、文化元年(1804)に讃岐の金毘羅宮の祭神大物主命(おおものぬしのみこと)と崇徳天皇を勧請して神殿を建てたとの文献があるそうです。
江戸時代に火伏の神である秋葉権現が信仰されて、遠州の秋葉参りが盛んに行われていたそうで、秋葉山本宮秋葉神社から分祀された火之迦具土大神(ヒノカグツチノオオカミ)も祀られるようになったといいます。こちらの方が神社の名前になったようですが、年代は不詳です。


参道の階段上っていくと境内の広場があり、社殿は少し上です。

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内部はかなりごちゃごちゃした感じです。
中央に天照大御神、左に金毘羅宮、右に火之迦具土大神が合祀されているそうです。

左に金毘羅宮のお札が見えます。右に光背が炎の形の木彫りの板がありますが、これが火之迦具土大神を表しているのでしょうか。

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社殿の右側には、かなり年代物の石碑が3基並んでいます。

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1つは、文政9年(1826)に建てられたものです。「文政8年に島津家の殿様達のお祝いがあって、島役人(與人)の喜美實という人が、上国した時の記念に山川から持ち帰って寄進した」というような意味のことが(多分)書かれているようです。