「大奄美史」紀行

   奄美大島の史跡を訪ねます。

徳之島代官所跡(亀津/徳之島町)

大瀬川の少し南側、海岸から山側に伸びる直線道路の突き当り近くに、代官所跡の案内があります。

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右に新しい説明板、左に少し古い銅板の説明板があります。

銅板の方は光が反射して、鏡のようになってしまっています。書いてある内容は、どちらも同じようです。

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慶長14年(1609)の秋徳の戦いの後、徳之島は薩摩藩の支配下に入り、7年後の元和2年(1616)に、初代代官が赴任しました。ここは、そのその代官所があった場所です。大仮屋、前仮屋などいくつかの建物が立ち並び、代官と補佐役、間切を司る島役人達が勤めていました。当時の代官の主な仕事は、島民から税を徴収して藩に納めることで、特に砂糖の総買入れ制のあとは、厳しく農民を取り締まっていました。

明治維新によって代官所は在番所となり、明治10年には、巡査派出所に変わりました。大正15年には徳之島警察署となりましたが、平成8年に移転して、現在は徳之島合同会館という建物が建っています。

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案内板は道路側にあるのですが、背を向けて建っているので、敷地内に入らないと読むことはできません。

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合同会館の前の道路です。仮屋の馬場といって、代官所の役人たちが乗馬訓練をする場所だったそうです。海岸の方に向けて。ほぼ一直線になっているのは、その名残でしょうか。

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