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「大奄美史」紀行

   奄美大島の史跡を訪ねます。

不思議な空間・浅間湾屋洞穴(浅間/天城町)

徳之島空港ターミナルビルと西郷上陸地のちょうど中間くらいの位置に、浅間湾屋洞穴というのがあります。大きな案内板があるのですぐに見つかりました。

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この洞窟は鍾乳洞で、方言で「ウンブギ」と呼ばれているそうです。
珊瑚礁が隆起した時にできた鍾乳洞が、再び海に没したもので、400m先で海につながっているとの説明があります。

長い階段を降りて行きます。

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底は岩が点在する平らな砂地です。

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壁に貼りつくようにガジュマルの気根があります。

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ちょっと不思議な空間になっています。地底人(どんなのか知りませんが)でも出てきそうな雰囲気があります。

洞窟があるのは奥の方です。だんだん薄暗くなってきます。

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天候が悪いせいか、暗くて中の方はよく見えません。

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案内の写真だと手前の岩の部分は水面になっているのですが、干満により水位が変化するそうなので、今は引き潮なのかもしれません。

海水と地下水の両方が流入する洞窟をアンキアライン洞窟と呼ぶそうで、こういう特異な環境に適応した珍しい魚やエビがいるそうです。

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一番左に「ウンブキアナゴ」というのがあります。2011年11月に近くの自然写真家が発見、採集したものを魚類専門家らが調べた結果、「日本初記録のイワアナゴ科の稀種」と断定して、標準和名を「ウンブキアナゴ属・ウンブキアナゴ」と命名したそうです。「ウンブキ」は方言で海の崖や谷の意味だそうで、ご当地名が付けられたということになります。 ※AMAMI-ONLINE(奄美新聞)2014.3.1の記事より。