「大奄美史」紀行

   奄美大島の史跡を訪ねます。

集落入口の石抱きガジュマルと厳島神社 (山間)

山間集落の入口、道路と海岸の間の狭いところに大きく枝を張った木がある。

f:id:hn2784:20150129090303j:plain

これが集落のシンボルで「石抱きガジュマル」というらしい。

f:id:hn2784:20150129090317j:plain

根もとの部分が異様に太くなっているので、近寄ってみると、・・
根がしっかりと岩を抱え込んでいる。

f:id:hn2784:20150129090401j:plain

このガジュマルには、
山間の力持ち山間太郎と住用村の力持ち石原太郎が力比べをして、海にあった大きな岩を取り合った。山間太郎が勝って岩を引き寄せたところ、数年後にガジュマルが育って大きくなった」という伝説があるという。
※参考『わきゃシマぬあゆみ』(住用村誌編集委員会)

 

道路の斜め向かいにこじんまりとした神社が見える。

f:id:hn2784:20150129090437j:plain

赤い鳥居には厳島神社の社額が架かっている。

f:id:hn2784:20150129090453j:plain

社殿はまだ新しい。壁に平成7年竣工と書いたプレートが貼られている。

 

社殿の扉を開けてみる。中に弁才天像でも祀られているのかと思いきや、・・

f:id:hn2784:20150129090652j:plain

神棚に3つの像。

正面の人物は誰なのか。賢そうな風貌と隣に牛がいることから、菅原道真公(の若い頃)のように思える。(自信はないが・・)

f:id:hn2784:20150129090733j:plain

左側は石像で、七福神にこういう神様がいる。頭の形に特徴があるから福禄寿であることが分かる。

f:id:hn2784:20150129090729j:plain

 

由来は分からないが、厳島神社という社名と、祀られているご神体の取り合わせがちょっと奇妙で、何となく釈然としない。