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「大奄美史」紀行

   奄美大島の史跡を訪ねます。

大島最北端・用岬の灯台 (用)

カメさんの像の少し先で道路は行き止まり。岬の上に灯台がある。

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登り口は階段になっていてルートは整備されているようだが、随分高いところにあるように見える。風も強くちょっと迷うが、足元に「灯台まで5分」と書いた小さな案内がある。信用してとにかく登ることにする。

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登ってきた道を振り返る。海岸はやたら岩礁が多い。

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途中小さな渓谷を渡る。滝(と言えるかどうか分からないが)もある。ロープも貼られていて安全である。

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やがて灯台に着く。5分と言うのはうそではなかった。

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登り口にあった案内によると、この笠利崎灯台は奄美群島最北端に位置していて、地元では「用岬の灯台」として親しまれているそうだ。設置点灯日は昭和37年3月31日、光の届く距離は38km、海面から灯火の中心までの高さは60mなどと書かれている。

最北端といえば、ずっと前に「日本最北端の地」の碑がある宗谷岬に行ったことがあるが、風が強くて真夏だというのに肌寒かったという印象が残っている。それに比べるとこちらの最北端の地は真冬(1月末)で風があって天気も悪いのに寒さはほとんど感じない。

 

灯台は無人らしく扉には鍵がかかっているが、外側に手すりがついていて周りを1周することができる。残念ながらくもり空で見通しはきかない。

この灯台からは300度くらいの角度で海が見える。こちらはトカラ列島方向だと思うが、・・

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トカラ列島付近の海は七島灘といって潮の流れが速くて海が荒れやすく、航海の難所でありヤマト文化圏と琉球文化圏を分ける海でもあった。そういう意味ではこの地域は大島最北端というだけでなく、琉球文化圏の最北端と言えるのかも知れない。