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「大奄美史」紀行

   奄美大島の史跡を訪ねます。

石敢当を見つける(名柄)

名柄集落中心部の公民館近くの路傍で、石敢当と書いた小さな石を見つけた。

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石敢当(石敢當)は中国から琉球を通じて伝わったという魔除けの石である。

奄美大島ではかなりありふれたものらしいが、なかなか見つけることができなかった。それらしき石は何度か見たものの、置石なのか、目印の境界石か、あるいはただ転がっているだけなのか素人には区別がつかず、このブログでも取り上げることができなかった。

その点、この石は「石敢当」と明記されていて、間違いようがない。

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こういう石なら他の集落にもありそうだ。

石敢当は沖縄県に一番多く、WebSiteにある写真を見るといろいろバリエーションがあって、塀など貼りつけられた表札型が多いようだ。

『大奄美史』(昇曙夢)でも、石敢当について述べている。

大島の或る村落において道路の行き当たりまたは門の傍に一小石碑を建て、石敢当という三字を刻しているのをよく見受けることがある。これは魔除けの印で、やはり琉球を経て中国から伝わった風習である。伝来の年代ははっきりしないが恐らく慶長以前から行われたものであろう

石敢当あるいは敢当とは人の名で、諸説はあるが、

いずれにしても勇猛の人であったには違いなく、その名を刻して駆邪とする風習の由来も畢竟これに基づくものである」と書いている。

 

近くの公民館前にある土俵。

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宇検村の集落にある土俵は、すべて柱が青、白、赤、黒の四色に塗られた伝統的なものだ。

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