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「大奄美史」紀行

   奄美大島の史跡を訪ねます。

菅原神社(摺勝)とフナンギョの滝

国道から摺勝集落を抜けて、山際の道路を奥のほうへ入ったところに道真公を祀る菅原神社がある。

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入口の案内文。
奄美市重要史跡
「菅原神社」
学問の神様、菅原道真公を祀ってあるが、社内の古文書によると、摺勝が禿村となったのを惜しみ、名瀬方与人佐久志、住用方横目稲真寿、須垂方横目杜喜美らが村の立て直しを懇談、生活困窮者を移住させ。荒地の開墾、掟、巧才の配置など村興しを計った。その記念に(1864年頃)この神社は建立された。
奄美市教育委員会

道真公を祀る神社は、本土では天神さんや天満宮と呼ばれることが多い。大島では赤木名にも菅原神社がある。
※参照 菅原神社 (赤木名) - 「大奄美史」紀行

 

入口から石段30段ほど上ったところに鳥居。

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さらに少し上ると正面に社殿。コンクリートの小さな造りである。

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隣に小さな建物があり、こちらは簡素な造りで用具置き場のようになっている。単なる物置ではなさそうだが、何なのかちょっと不明。

拝殿入口には扉も何もなく内部は素通しになっている。正面に小さな石像が有り、これが道真公の像のようだ。

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神社庁HPには、
「慶応元年創建。古老の言によれば、昔近郷に疫病が流行した折筑紫の天満宮の御分霊を奉遷したということであるが、由緒は詳らかでない。戦時中は、戦勝祈願に武運長久祈願に近郷より参拝があった。」と書かれている。
市の案内文とは微妙に違いがあるが、創建年代はほぼ一致している。両方合わせ読むと分かりやすい。

 

こちらは菅原神社のさらに奥の方にあるフナンギョ(舟行)の滝。

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500mほど手前から急に悪路になって、どこで折り返しができるのか、対向車がきたらどうするか不安に思いながら進んでいった。
案の定、前にも後ろにも車がいて、滝を見た後ダンゴ状態からかろうじて脱出した。悪路になる手前に駐車すべきだったのだろうが、もう少し親切な案内があってもいいように思う。

滝はさほど大きくないが、森林の中にあって「癒し」感たっぷりである。

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