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「大奄美史」紀行

   奄美大島の史跡を訪ねます。

厳島神社 (秋名)

集落内の細い道路を通り抜けて、海岸に出る手前の左の方、山裾の樹木に隠れるように秋名厳島神社がある。

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10段ほどの石段を登るともう1つ鳥居。

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境内はきれいに清掃されていて今も大切にされていることが伺える。

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社殿はもう一段高いところ。

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この神社、原色を使った派手さは全くなく、かといって寂れた感じもない。新しくなく古すぎてもなく、ほどよい年月を経た「ふるさとの神社」のような落ち着きがある。神社に必要なアイテムも揃っていて、たたずまいはどこか風格のようなものが感じられる。

祭神厳島姫ノ命である。元々は弁財天と称していたが、明治10年に厳島神社と改称した。何回か場所が変わっているが、この場所に移転したのは昭和35年で、その前は武運崎の山頂にあったという。武運崎というのは秋名と芦花部を隔てている岬だが、いかにも戦時色が濃い名前だ。太平洋戦争中は武運長久を祈願する参詣者で賑やかだったそうだ。

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拝殿は開いているので、内部を見てみる。

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ご神体は石像で、石箱の中に安置されているらしい。箱には25名の寄進者の名が刻まれており、いずれも武士の名前であるが、年代は記されていないという。

 

※参考『龍郷町誌(歴史編)』

 

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