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「大奄美史」紀行

   奄美大島の史跡を訪ねます。

田中一村写生の地 (笠利町歴史民俗資料館)その2

***前回から続く***

 広場の端まで行くと、海を展望できる。

「突如目の前に絶景が拡がり・・・」とか書きたいところだが、残念なことに手前の松林が赤茶けていてちょっと興をそぐ。数年前に加計呂麻で猛威をふるっていた松くい虫がこの辺りに来ているようだ。左の方が奄美大島の北端の岬だと館員さんが教えてくれる。

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ところで一村は名瀬からここまで足を伸ばして、この場所から何を写生していたのか、石碑にはそういう説明はない。館員さんに聞けばよかったのだが、その時はそこまで頭が回らなかった。


資料館の中に入る。
中はあまり大きくない。部屋が2つに分かれていて、1つは遺跡からの出土品が中心。

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笠利の東海岸には古い遺跡が方々にあり、大島の中でも古くから人が住んでいたことが分かる。
前に行った喜子川遺跡では碑だけを見て来たが、ここには出土品や発掘時の写真が展示されている。

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※参照 喜子川遺跡 (土盛) - 「大奄美史」紀行

 

もう1つの部屋には、昔の住居、衣服、生活道具などが展示されている。

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この資料館には笠利の集落遺産を説明したパネルがたくさん立てかけられている。興味深いものもあったが、読んでもすぐ忘れてしまうことが分かっているので、一応ここにこういうものがあるということだけ覚えておくことにした。

 

館の前に「サンゴ臼」なるものが置いてある。サンゴは石垣に使われているのをよく見ているが、こういう大きなのもあることに驚き。

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