「大奄美史」紀行

   奄美大島の史跡を訪ねます。

実久の兵舎跡

実久に旧軍の兵舎や弾薬庫跡があると聞き、場所も教えてもらったので、早速行ってみた。

集落を海岸沿いに進み、突き当りの堤防に出る手前を左の方に入る。
道路はきれいで、最近できたばかりのようだ。程なく黒っぽいコンクリート塀に囲まれた建物が見えてきた。

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これが兵舎跡のようだ。

空いているところから中に入る。シダのようなものが高く伸びているがあまり密度は濃くないので注意しながら建物の方に進む。

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見るからに頑丈そうだ。

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中に入る。左に流し台が、右下は風呂の焚口のようだ。どうやら勝手口の方から入ってしまったらしい。

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内部は板敷で、きれいに掃除されている。

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奥の方には床の間らしきものもあり、内部だけ見ていると普通の民家とそう変わらない。あまりにも傷みが少ないので、もしかしたら何か別の施設と間違えているのかという疑問さえ湧いてくる。

兵舎と言うと、映画などの「大部屋で2列に枕(又は寝台)を並べて・・」というイメージがあるが、少し違うように見える。将校の宿舎なのか?

 

実久の砲台は安脚場などと同じ時期の大正10年に構築されているが、この兵舎も同時期のものだろうか。だとすると90年以上前の建物と言うことになる。あるいは太平洋戦争時のものかも知れないが、それにしても70年前だ。民家に近い場所でこういう建物がそのまま残っているのに驚く。

こちら側が正面のようだ。塀の内側はかなり広い。

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ずっと先の方に行くと弾薬庫跡などがあると聞いていたが、少し行くと山道。

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この日は日差しが暑いくらいで、陽もかなり傾いてきている。山道に分け入るのにはあまりいい条件とは思えないので、今回はここで退却。

 

海岸の道路に戻るとハブ対策の棒が目に付く。

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ここ実久と隣の芝の集落で、サンゴの石垣に立てかけてあるのをよく見るが、この辺りは出没の頻度が高いのだろうか。

 

 

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