「大奄美史」紀行

   奄美大島の史跡を訪ねます。

薗家庭園 (用安)

用安から笠利湾の喜瀬方面へ向かう道路を少し入ったところに薗家庭園入口の案内がある。

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しばらく行くと右に入る山道がある。途中降りてくる車とすれ違いのときに窓を開けて道が間違っていないことを確かめる。谷川沿いの道路を登っていくと、駐車スペースがあってそこに薗家庭園の案内。

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薗家の庭園
薗家の庭園は昭和46年に文化財に指定、この庭園はグスク時代に琉球からやってきた役人たちを接待したと言われている。役人の屋敷づくりになっており、一段下がった広場では庶民たちが踊りを行って迎えたと言われている。昔の武家屋敷の名残を残している貴重な庭園である。 笠利町歴史民俗資料館

グスク時代と武家屋敷の時代とはかなり話が飛んでいるように思えるが、どの時期の史跡なのかこの説明ではちょっと分かりにくい。

 

車を降りて徒歩で少しさきに行く。
中に入ると建物がある。
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泉家住宅でも見たような、オモテとトォゴラのある奄美の伝統的な建築様式だ。
薗家住宅主屋は平成19年に文化庁の登録有形文化財に登録されている。明治期に建築されて、昭和18年、25年に移築改修されているという。
時間が遅かったせいなのかどうか、屋敷は締め切られていてあまり人の出入りしている気配が感じられない。

 

庭園は自然の景観の中に溶け込んでいるようだ。

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昭和46年に町指定文化財になっているが、ここは集落から離れた丘陵地(山の中と言ってもいい)にあり、よく維持管理されているものだと思う。
こういう場所に屋敷を構えていたのは、どういう理由なのだろうか。

 

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