「大奄美史」紀行

   奄美大島の史跡を訪ねます。

艦船用給水ダム跡 (三浦)

三浦集落から武名方向へ50mほど先の県道沿いに「艦船用給水ダム跡」の案内がある。山の中に入っていくと突き当りに車両進入禁止の札が立てられていて、手前に駐車できるスペースがある。

小さな橋を渡って水路沿いの道を徒歩で先に進む。

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歩き始めてすぐのところ、右の方に何かの設備が有る。

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施設の名称や管理者名など何も書いてないので、何の設備かよく分からない。タンクや配管があるので水処理の設備のようだ。

さらに先に登っていく。森閑としているが道はきれいに整備されていて歩きやすい。

ほどなく「あとちょっとでダムですよ」の案内があり、そのすぐ左側の木々の間に、ダムの堤防と水面が見えている。

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堤防に出ていくと水面はかなり広く、満々と水を貯えている。

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晴れていれば、空の色と木々の緑が水面に映えて美しい景色が見られそうだが、あいにくこのときは曇っている上、雨上がりで水も濁っていて残念だ。

 

この堤防は手すりも柵もない。左側はすぐ下に樹木のてっぺんが見えているのであまり高さを感じないが、覗き込んでみると沢まで相当の落差のあることが分かる。

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あまりのんびりと歩いているわけにもいかない。

 

このダムが造られたのは昭和13年というから、世界の情勢がかなりキナ臭くなってきた頃で、大島海峡への艦船の出入りも増えてきた時期なのだろう。
今でも堅固そうで、戦後70年近くも放置されていたようには見えない。

 

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