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「大奄美史」紀行

   奄美大島の史跡を訪ねます。

ディゴ並木・紅の花 (諸鈍)

諸鈍長浜公園からディゴ橋という小さい橋を渡ると堤防沿いにディゴ並木が続いている。

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入口に案内がある。

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ディゴ並木(瀬戸内町天然記念物)
樹令300有余年からなる85本のディゴ並木は毎年5月~6月にかけ真紅の花を咲かせ島の情緒を呈し昭和53年から町の文化財に指定されてうち21本については国の巨大樹に登録されています。
※ディゴはインド原産のマメ科の落葉樹です。
瀬戸内町教育委員会

樹齢300年以上というから江戸中期に植えられたものだ。琉球との交易でマーラン船がやってくるときの目印としたのだという。マーラン船(馬艦船、山原船)とは琉球独自の技術で造られた中国式の木造船で、琉球の島々や日本との輸送に使われていた。
島の古老から、「昔は沖縄の帆船が湾内によく入ってきていた」というのを聞いたことがある。それがマーラン船であったかどうかは残念ながら聞き漏らしたが、マーラン船は昭和初期まで運行していたというから、その可能性は高いように思う。


ディゴの並木が続くがこの辺りはあまり花が咲いていない。

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撮影したのは6月後半だから、少し時期が遅いのかも知れない。花がなくても幹と緑だけでも十分鑑賞する価値はある。


途中、「男はつらいよ(寅次郎紅の花)」のロケに使われたリリーの家がある。

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案内板もないので、教えてもらわなければ見過ごしてしまう。

でぃご丸に乗って瀬相港にやってきた満男(吉岡秀隆)はリリー(浅丘ルリ子)の車に乗って、沖を鯨が通るという断崖を通り、スリ浜でカレーを食べ、於斉のガジュマルの横を通過するという不可解なルートで、寅さんが居候をしているこのリリーの家にやってくる。


奥の方まで行くと真紅の花が咲いているのを見ることが出来る。

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偶然、アカショウビンを見つけて慌てて写真を撮る。

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実物を見るのは初めてだ。

 

奥の浜から見たディゴの並木。手前の方、少しだけ花が咲いている。

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こちらは花も葉もない時期に撮影したもの。ゴツゴツした怪異な様子は、これはこれでそれなりに見応えがある。

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