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「大奄美史」紀行

   奄美大島の史跡を訪ねます。

龍宮神社と徳浜の海岸

徳浜へは諸鈍から峠を越えて行く。集落に降りる手前の見晴らしのいいところに「くじらの見える丘」という看板が立っている。

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広大な海が見える。海の向こうに何も見えないという景色は加計呂麻では珍しい。ほとんどの集落は湾や入江の奥にあり、必ず岬の先っぽや対岸の陸地や島が眼に入る。直接外洋に面しているのはここ徳浜だけではないかと思う。波の音も他の集落とは全然違う。

 

突き当りにバス停があってそこから浜に降りていくことができる。右側にあるのは「男はつらいよ第48作」のロケ記念地の案内。台風で流されて一時見られない時期があったが、今は復活している。

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バス停すぐ左に神社の鳥居。

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社額には「龍宮神」と書かれている。

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参道を進んで石段を登ると一番奥にコンクリート製の祠がある。

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裏にはいくつかのサンゴ石が置かれている。

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神社の後ろから浜の方へ降りる道がカミミチである。

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昭和12年武運長久を祈るためここに茅葺の神社を建てたという。戦後シロアリ被害で倒壊、昭和49年に木造で再建したがそれもシロアリ被害にあい、現在のコンクリート製の神社に建て替えた。

※参考『奄美加計呂麻島のノロ祭祀』(松原武実)


鳥居まで戻ると、注連縄に妙なものが下がっているのに気がついた。

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ビニール袋に枯草のようなもの(シダ?)が入っている。単なるおまじないなのか何か意味があるのかよく分からない。

 

海岸に出ると干潮時で砂浜が大きく拡がっている。

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海面が下がって、たくさんの岩が頭を出している。沖の方には船影も見える。

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拡大してみるとフェリーでもなさそうで、風景に溶け合った「目立たなさ」からみると、自衛隊の艦船のように思える。

 

 

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