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「大奄美史」紀行

   奄美大島の史跡を訪ねます。

グンギンの神様(須古茂)

 須古茂の集落の外れに山の方に向かって急な石段がある。

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入り口に札が立っている。
グンギンの神様
秋葉権現で部落を守り続けている火の神様である。昔は板に名前を書き当番順で部落の人達が掃除をしていた。旧の九月九日には日の丸を立てて皆で火災や災害が起こらない様に六十五才以上の男子がゴンゲンの祭りに加わり部落を守っていた。

瀬戸内町にはグンギン(ゴンゲン)と呼ばれる小さい自然石が置かれている場所がいくつもあるが、これを読むとグンギンとは秋葉権現であることが分かる。
秋葉権現秋葉山山岳信仰修験道が合わさった神仏習合の神であるが、江戸時代に火難除けの神として広く知られるようになった。本土では明治期の神仏分離廃仏毀釈によって権現の称号はなくなって秋葉神社と呼ばれるようになっている。

この秋葉権現がどのように大島に持ち込まれて、今のような形でゴンゲンとして残っているのか、興味深いものがある。
「自然石を信仰対象としていること」「大島南部で多くみられること」などから、琉球を経由して入ってきたとも考えられる。

 

きわめて急な石段を登る。
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必死で登ったが降りるときの方が怖かった。

上には円錐形の石碑。
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コンクリートの台座に乗せられている。形はイビガナシとよく似ている。周囲に祠とかは何もない。

 

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