「大奄美史」紀行

   奄美大島の史跡を訪ねます。

平家見張番所跡 (嶺山公園)

大金久から戸円に向かう峠に嶺山公園の案内がある。平家の見張り所があったとのことで立ち寄ってみる。
f:id:hn2784:20131005150353j:plain
大和村の建てた案内板がある。
案内
文治元年(1185年)壇之浦での源平合戦で敗走した平家の一族(平有盛)は、今の名瀬市浦上に陣を張り源氏の追討を恐れ。この嶺山の頂上に見張番所を設け、海上の警戒と監視に当たらせた処と伝えられている。
明治になって村民で本土に出稼ぎに行った。その留守家族等は、この跡地に名札を立て線香を上げ、酒、ダンゴを供えて毎年出稼者の家内安泰を祈願していた。
大東亜戦争中は、大島本島の各市町村から多数の出征将兵の家族等が毎月来て兵士の武運長久を祈願していた聖地である。
平成二年六月  大和村

 

長寿の坂なる上り階段がある。
f:id:hn2784:20131005151259j:plain

登ってみると上には平和祈念の石碑。
f:id:hn2784:20131005151052j:plain

 

ここは高い崖の上にあり、東シナ海が一望できる。
f:id:hn2784:20131005150643j:plain
この日は台風接近中で視界はあまり良くない。

この公園は大和村の村制80周年を記念して整備されたらしい。
地図で見るとここはウツ崎というらしく、東シナ海に少し張り出した岬の上にあり、確かに怪しい船を見張るには都合がいいようだ。