「大奄美史」紀行

   奄美大島の史跡を訪ねます。

歌碑・歌人

徳之島小唄記念碑(徳之島町)

ちゅっきゃい節碑から南下して、集落を1つ越えた小さな岬の丘の上に、徳之島小唄の記念碑があります。周りを囲む樹木もなく、だだっ広い草原の中に1基だけポツンと建っています。あまり草は伸びてなくて碑までの踏み跡も少しあります。 碑の形がちょっと変…

ちゅっきゃい節記念碑(徳之島町)

花徳から井之川の方に向かう途中の道路沿いに2つの歌碑があり、どちらも太平洋を見下ろす場所に建っています。 1つは母間(ぼま)のちゅっきゃい節碑。 碑には歌詞が刻まれています。 ちゅっきゃいぶし碑 うしまつつくぬしま 十八里ちゅがや 十八里ぬ先な…

むちゃ加那が流れ着いた浜 (青久)

玉石垣の前の浜を渡る。小さな川沿いこんもりとした丘の麓の少し高くなったところに石碑が建っている。 「むちゃかな之碑」と書かれていて、台座に碑文がある。 伝説むちゃかな之碑今から約二百年前江戸時代末期瀬戸内町生間から役人の欲望を拒否したばかり…

本茶(ふんちゃ)峠の碑

前回に続いて本茶峠、今回は龍郷側。 峠を少し下ったところ、道路わきの小高い所に「本茶峠之碑」がある。 碑の下の方に「ふんちゃ峠」の歌詞。 ♪ふんちゃ峠を 東に越えりゃ 描かれたような 喜界が島が 波路遙かに 彼方に浮ぶ 夢の国かや 喜界が島は 歌詞は…

農村小唄の碑(宇検)

厳島神社と道路を挟んで斜め向かい、海側の小高くなった芝地に農村小唄の碑が建っている。 右側に碑文がある。 島の情緒を素朴に歌いこんだ、この「農村小唄」の作詞は、昭和二十二年八月十五日、南海日日新聞社主催による奄美新民謡作詞歌集一位入選作で、…

島のブルース歌碑(龍郷)と昭和38年のNHK紅白歌合戦

三沢あけみの唄う「島のブルース」は、昭和30年代後半の全国的な大ヒット曲で、三沢あけみの代表曲でもある。龍郷集落外れの県道と海に挟まれた緑地に歌碑が建っている。 龍郷湾をバックに碑が2つ並ぶ。 左が「島のブルース」の歌碑。 奄美なちかしゃ 蘇鉄の…

芦花部一番バア加那の碑 (芦花部)

芦花部(あしけぶ)は海に面していない山あいの集落。通りに「芦花部一番バア加那の碑」と書いた大きな案内がある。 県道に車を停めて徒歩で集落に入って行く。 途中に、ばあ加那の住居跡。 ブロック塀に囲まれた屋敷跡に入ると、すぐ左に石碑が建っている。…

阿世知牧直之碑 (安木屋場)

龍郷の方から今井崎の峠を越えて海岸まで降りてくると、海を背にして石碑が建っている。 石碑には「島唄の名人 阿世知牧直の碑」とある。ベンチなどが置かれていて小さな公園のようになっている。建てられてそれほど日が経っていないようで、まだ新しくてき…

なべ加那の墓 (嘉徳)

網野子峠の途中に嘉徳方面への分岐がある。坂を少し登ってから山の斜面を麓に向かってどんどん降りていく。雨上がりで谷を挟んだ向いの山の緑もきれいである。 山を下りてほどなく集落の入り口に着く。ここで車を降りて集落の中に入る。 前方は海、三方は山…

かさんつるまつ顕彰碑 (大笠利)

アンジェラスの鐘のある大笠利教会のT字路を山手の方に入って行く。最初の交差点を右折したところに「詩人川上鶴松/かさんつるまつ顕彰碑」と刻まれた大きな碑が建っている。 川上鶴松は寛政3年(1791)大笠利に生まれた女流詩人で明治13年に世を去っている…

諸鈍長浜歌碑 (諸鈍)

諸鈍集落の入口、大屯神社の向かい側に地蔵さんと諸鈍長浜の碑が建っている。大島ではお地蔵さんはちょっと珍しい。 歌碑の背後には諸鈍湾が見えている。 諸鈍長浜諸鈍ぬ長浜に 打上ぐぃ引く波や諸鈍みやらぶぃ(娘)ぬ 笑い歯ぐき 諸鈍ぬ長浜や 大和がでぃ…

むちゃ加那節の歌碑その2 (生間・むちゃ加那公園)

***前回の続き*** 有名なむちゃ加那節であるが、この物語は、古い話が口から口へ伝わってきたために、いくつかのバージョンがあるようだ。 『大奄美史』では「うらとみ節」として、この話を紹介している。大島が薩摩の支配に帰して間もない頃、代官の権勢は…

むちゃ加那節の歌碑 (生間・むちゃ加那公園)

フェリー「かけろま」が生間の港に近づくと、左手にこんもりと突き出した岬が見える。むちゃ加那公園はその突端近くにあり、薩摩藩統治下の代表的な悲歌であるむちゃ加那節の歌碑が建てられている。 生間港から県道を通り、集落を出て渡連方面へ向かって坂道…

かんつめの碑 (名柄)

久慈から名柄方面に登っていく。山頂近くの林道と分岐するところのすぐ近くにかんつめの碑の案内がある。 10段ほどの石段を登ると、手前左側と奥の方に石碑がある。 手前の「カンツメ之碑」と書かれた石碑。かなり古いもので花が供えられている。 「碑のある…

笠利鶴松の碑(赤木名)

奄美市役所笠利総合支所で笠利鶴松の碑の場所を教えてもらう。あまみ商工会館の建物の前の道路わきに石碑がある。 比較的新しい石碑が2つ。1つは笠利鶴松の碑である。機 織りの母 笠利鶴松女史の碑 玉乳(たまじ)握(か)ちみれば 染だるより勝り 後ろ軽…